なんだろう
筋肉ムキムキなこと?
腹筋割れていること?
専門的な知識が豊富なこと?
指導の引き出しが多いこと?
トレーニングが上手なこと?
ダイエットできること?
運動神経?
コンテストで結果を出すこと?
私が思うには、こういったことよりもっと大切なのは
「自分とお客さんとの違いを理解していること。」
やはりこれが一番だと思うし、それはとても難しいことだ。
まずトレーナーになるようなタイプの人間は、体作りの才能が元から備わっているその筋に限っては恵まれた人間だ。
簡単に痩せるし、簡単に筋肉つくし、たくさん食べようと思えば食べられるし、我慢しようと思えばできる、どれも自在で、おまけに運動が好きだ。
決して人間的に優れているとか、意志が強いとか、根性があるとかではない。
たまたまそれに向いている体に両親のお陰で生まれただけ。
でもこれらは世間の多くの人が望み、長年かけ、大金を費やしても思うようにならないのがほとんどであって。
パーソナルトレーニングを受ける層というのはまさにそういったことが苦手な人達だ。
苦手な人が得意な人に教わる。
得意な人が苦手な人に教える。
これって両者に凄く大きな認識のギャップが生まれてしまうんだ。
たまにテレビ番組なんかで見かける、職人ぽい人がその弟子に対して
「なんでこんなことができねーんだ!」みたいに蹴っ飛ばしたりするノリはまさにその典型で、
師匠本人が自身にその才能があることに気づいていないという状態。
こうなると指導は成立しない。
かといっていつまでも初心者扱いした内容ではならないわけで、
どこまで許容できるのか、そして継続できるかの判断が必要。
ねずみのジム
にし
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